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劇場版ZガンダムII「恋人たち」レポート

更新:2005/11/04
作成:2005/10/16

1.東京国際ファンタスティック映画祭(2005/10/16)

2.初日舞台挨拶チケット入手(2005/10/22)

3.初日舞台挨拶(シネ・リーブル池袋 2005/10/29 08:50)

4.初日舞台挨拶(シネ・リーブル池袋 2005/10/29 11:00)

5.初日舞台挨拶(新宿ジョイシネマ 2005/10/29 14:05)

6.内容について(ネタバレ注意)


1.東京国際ファンタスティック映画祭(2005/10/16)

1.1 入場前会場の様子など

 ・会場は新宿ミラノ座(新宿東急文化会館)

 ・劇場入り口前に「Z前売り券あります」と書いてあるダンボールの切れ端を持った女性がいました
  (スタッフ?ダフ屋?)

 ・劇場前の広場に同じく紙を持ったダフ屋っぽい男が座ってました

 ・列に並んでいると、女性スタッフが並んでいる人にガンダムの魅力や声優問題についてインタビューをしていました

 ・ZIIのチラシは貰えなかった

 ・売店ではポスター付前売り券を売ってました

1.2 舞台挨拶(メモを取っていた訳ではないので正確ではないかも)

 ・何も発表が無かったので舞台挨拶も無いと思っていたのですが、司会のニッポン放送山本元気アナウンサー登場

 ・富野監督登場

  黒の帽子に赤い上着を着ていました

 ・富野監督登場するなり「迷惑しています」と苦笑い

  ZIIIの制作で忙しいのに昨日急遽、劇場に来るよう言われたらしい

 ・「ガンダムが嫌いな人もいるので今風に作りました」とかなんとか

 ・声優の変更に関してはさらっと流す

 ・今日のお客さんが1/10程度の入りだったら打ち切りもあったかも

 ・司会の人によると前回のファンタスティック映画祭ZIの時は富野監督は黒のコートで登場したとか

 ・ZIIIは来年の春頃公開なので次回ファンタスティック映画祭より先に公開されてしまう

 ・ZIIIでは何か驚く事があるとかないとか(よく聞き取れなかったのでニュアンスが違うかも)

1.3 その他

 ・ミライ登場時に都内で地震発生

  結構揺れてましたが混乱無し

  後で考えるとありえないことですが、始めは演出かと思ったり

 ・エンドロール後、デッサン調の3DCGのZが登場するもサブタイトルの発表は無し

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2.初日舞台挨拶チケット入手(10/22)

2.1 シネ・リーブル池袋

 ・並びに行くも、出遅れて初回(08:50)の整理券は配布終了

 ・なんとか舞台挨拶二回目(11:00)のチケット入手

 ・ZII「恋人たち」チラシ入手

2.2 チケットぴあ

 池袋のチケット配布が9時過ぎに終わったので、自宅に戻ってチケットぴあを確認

 意外にもあっさりアクセス出来たので、池袋初回(08:50)、新宿ジョイシネマ(14:05)購入

 朝早く起きて並んだ意味が・・・

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3.初日舞台挨拶(シネ・リーブル池袋 2005/10/29 08:50)

3.1 会場の様子

 ・8時に到着するも凄い行列

 ・ZIの時もそうだったが、映画を観る人も、グッズを買う人も、チケットを買う人も同じ列に並ばされるので各所で混乱が発生

 ・劇場入口前でチケット購入とグッズ購入の列が別れるが、説明が行き届いておらずここでも混乱

 ・上映10分前になっても列が進まず、パンフレットすら買えないまま劇場の中へ

  (上映前になるとチケットを持っている人は列を出て劇場の中に入ることが出来る)

  普通の映画館のように、その回のチケットを持っている人優先でグッズが買えるといいのに・・・

 ・10分前なのに席が半分も埋まっていない(グッズの列に並んでいる?)

 ・シャアのコスプレをした人(ZIの時も来ていた)が座席最前列に出てきて、ネタのような事を始めたがよく聞こえず

  客の一人が「お前うるさいよ!」などと怒りだすが、怯みつつもやり遂げた模様

 ・シャアコスプレの人は立ち見だった

 ・本編上映後、ZガンダムIIIタイトル発表「星の鼓動は愛」&予告

3.2 上映後舞台挨拶

*読み難くてすいません

司会:
古谷さんから皆様に自己紹介お願いします。

古谷:
「守ってみせるよ!」
ファーストガンダムから7年が経って、やっとアムロは シャアに告白する事が出来ました。
古谷徹です。

飛田:
「フォォォォォウッ!」
何回この台詞を言った事でございましょう、何回呼んだ事か でもまた大画面でこれを聞く事になろうとは思いもよりませんでした。
今日はどうもありがとうございます。
飛田展男です。

池田:
えぇ・・・・・。(会場から笑いが起きる)
「15分後に出る」
シャア・アズナブルです・・・

富野:
こういう風に僕がまとめたんだから文句言うな (会場から拍手と笑い)

司会:
今回作品のテーマとなっているのは「恋人たち」と言う事なんですけれども 第二部をそういった形でまとめようと思われたのはどうしてですか?

富野:
ここにいらっしゃる方の顔を見てると、皆さん方の路線でまとめると絶対に文句が出てくるから、文句が出ないように脇に逃げた。 だから「恋人たち」でやりました。
フォウはもう、これで出てきません!
って言うような事で先ほどからだけではなく 一ヶ月前から非難轟々でとても困っておりますが、3部までの4時間ぐらいの映画でまとめるとこうなりますので ご容赦いただきたいという事で、平に。

司会:
今回カミーユは、運命の少女フォウに出合った訳ですけれども この新訳Zでのフォウの印象と言うのはどういうものですか?

飛田:
とにかく鮮烈と言うんですかね、皆さんも既にご覧になったのでお分かりだと思いますが、もう、あっという間という感じで、現実だったのかな、夢だったのかなっていうぐらいの強烈なものでした。
その代わり二度ともう忘れる事は出来ないだろうなっていう強烈にインパクトがありました。
自分の乗りとしても、ちょっと普通だったら出ないようなテンションのものが、 自分の中から出てきたのではないかと、そういう感じは実感としてあります、はい。

司会:
この「恋人たち」には沢山の女性キャラクターが出てまいりましたけれども 池田さん的にお気に入りのキャラクターというのはいらっしゃいますか?

池田:
えぇ、レコアさんは・・・置いといて(会場から笑い)

古谷:
なんで置いちゃうんですか?
一番肝心なのに。

池田:
レコアさん大好きなんですけれども。
えぇ・・・あの・・この作品の中ではあれですねフォウが好きですね、えぇ。
あのう・・・なんというんですかね・・・あの我侭娘と言うか、あのー反抗期というか、ええ、うーん、えー・・・。

古谷:
池田さん、なんだかお父さんになってません?

池田:
あっ、そうそうなんていうかね。
迷える子羊みたいな感があるじゃないですか。
カミーユはダメだろうけど、僕だったらなんとかしてあげたんじゃないかと

古谷:
何かフォウの頭をナデナデしているクワトロが見えました

司会:
ベルトーチカような積極的な女性というのはどうですか?

古谷:
以前は全然ダメでしたね。
やっぱり自分がリードしたい方だったから 全然ダメなタイプだったんですけど、やっぱり僕も大人になって心が広くなりましたんで全然OKになっちゃいましたね。はい。
むしろなんていうのかな、自己主張してくれる女性の方がこう面白いっていうか深いじゃないですか。
だからむしろ好きになっちゃいましたね。

司会:
じゃあ、女性キャラの中ではベルトーチカではお気に入り・・・

富野:
ではない

司会:
ではない?

古谷:
ではないって、なんで監督が言うんですか!
いや・・好きですよ。もうフォウもファもなんでも

司会:
じゃあ、ちなみに監督はどなたがお気に入りですか?

富野:
えへへ・・え?誰でも。

司会:
誰でも?どのコも可愛いという感じですか?

富野:
ほんとにどのコもかわいいですね。
むしろ、ほんとに20年経って気が付いた。
つまり クワトロに何故フォウをナデナデさしてあげられなかったのかって言う事を 思いつかなかったのが今物凄く悔しく思っています。
そして、その事はどういうことかって言うとやっぱり人の見え方って言うのは、人の関係性、こういう人の組み合わせだったらその人の魅力が見えてくる、見えてこないって言う事があると思います。
そういうのを、ほんとに今この瞬間ここで感じさせられて、やっぱり劇を作っている立場としてちょっと悔しいなって事があって ホントにちょっとマジに落ち込んでます。

司会:
会場にお越しのファンの皆様へ一言お願いいたします。

富野:
本当に今日はあのご来場いただきましてありがとうございます。
そして、映画と言う形でまとめると僕の場合にはこういう風にしかまとめられませんでした。
いろんな意見があることも承知はしておりますが、とにかく あとはお願いがあります。
3部まで観た上でどういうまとめ方をして、そういう昔の20年前の物というのは一体なんなんだったと言うのかと考えていただければありがたいと思います。
同時に20年前の事を知らない、皆さん方より若い世代の方には、こういうロボット物があるんだよ、という事を伝えていただけたらありがたいなと。
そういう意味では大人になって自分たちの子供達に伝えるときに、ひょっとしたらこういうものだったら伝えてもいいな っていうそういう作り方をしたつもりでもあります。
それにはやっぱり残念ながら年を取って来た、人間のスキルとしてこういうものもあると言う事を見ていただけたらありがたいと思いますし、お伝えいただければありがたいと思います。
本当に今日は、ご来場いただきましてありがとうございます。

 ・退場するゲストの方々にシャアコスプレの人が「勝利の栄光を君に!」と叫んで敬礼していたがスルーされる

3.3 その他

 ・本編で二ヶ所ほど一瞬音声が欠けている場面があった

  ドゴスギア登場後辺りのブライトの台詞とあと一ヶ所

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4.初日舞台挨拶(シネ・リーブル池袋 2005/10/29 11:00)

4.1 会場の様子

 ・初回終了後、グッズの列に並んでいたが上映5分前になっても買えず断念、劇場へ

4.2 上映前舞台挨拶

古谷:
「シャァーッ!」
あれから5ヶ月経ちまして、第二部「恋人たち」待ちに待った恋人たちです。
アムロはどうやってシャアに告白するのでしょう。(会場笑)
お楽しみに。
古谷徹です。

飛田:
20年の時を経て大きな画面で甦ってまいりました。
5月からまた時が流れて今はもう10月、ハロウィンが近いというかそういう時期になりましたがカミーユビダン役の飛田展男です。
よろしくお願いします。

池田:
「サボテンの花が咲いている・・・」(会場笑)
シャアの池田秀一です。
よろしくお願いします。

富野:
非難轟々の中で勝手にこういう風にまとめさせて貰いましたのでじっと我慢をして観てください。
富野由悠季です。

司会:
今回作品のテーマとなっているのは「恋人たち」と言う事なんですけれども第二部をそういった視点で描こうとされたのはどうしてでしょうか?

富野:
僕はガンダムの専門家ではありませんで、25年の間に僕以上の専門家がいっぱい出てきました。
専門家の意思に従わない所で作る為には普通の映画っぽく「恋人たち」という風ななまとめ方をしないとしょうがないなと思ってこういう風になりました。
ふざけた回答のように聞こえますが、この気持ちは半分以上本当です。

司会:
今回カミーユは、恋人といいますか、運命の少女フォウに出合う訳なんですけれどもこの新訳Zでのフォウの印象について教えてください。

飛田
どういう出会い方をするか、どういう別れ方をするのかもみんな分かっているんですけども第一部の時同様に初演再演という事で前を忘れ、とにかく初めて今遭遇する事だというふうに思って演技をしました。
今回は香港編から始まる訳ですけれどもストーリー的にはその辺もより鮮烈になったといいますか、出会いと別れがとても強烈でカミーユだけでなく僕自身も一生忘れられないんじゃないかなっていうぐらいの物に仕上がっていると思います。

司会:
この「恋人たち」という作品には沢山の女性キャラクターが登場しますけれども池田さん個人としてはお気に入りのキャラクター等はいらっしゃいますか?

池田:
皆さんそれぞれ個性があっていいと思うんですけど、今回は若い人が活躍しておりまして、おじさん達はちょっと傍観していると言うかのんびりしてましたけども・・・

古谷:
アムロ、仲間に入れないでくださいね。

池田:
えぇっ?あれっ?(会場笑)
えぇ、そういう事で・・・。

古谷:
どのキャラが好きなんです!?

池田:
レコアさんとはまぁまぁ今の所うまくやっていますけど、なるべく穏便に済ませたいと思っていますけれど、そういう訳には行きそうも無いんで・・・だからやっぱり若い人がいいですね。

古谷
やっぱり若い人がいいんだ。

司会:
若い中ではどなたか、じゃあちょっとこの子がいいなっていう方はいらっしゃるんでしょうか?

池田:
フォウとかファだとか、あの

司会:
古谷さんはベルトーチカのような積極的な女性というのはどうですか?

古谷:
いや、嫌いです。

司会:
即答でしたね。今。

古谷:
で・し・た。
やっぱり若い頃って言うのは自分がリードしたいじゃないですか。
だからああいうこう積極的に来られてお尻叩かれるようなああいう女性はちょっと苦手でした。
でもやっぱりよく考えてみると、明日をも知れない前線で戦う訳じゃないですか。
死を覚悟して。
そうすると、そうなった時には、やっぱり自分の守りたいもの、守るべきものっていうのか、そういう存在っていうのがないと命賭けられない。
あの時のアムロには闘う為にベルとの出会いというのは必要だったんだなと思うんですよ。
それで、多分アムロも若い頃あのタイプはダメだったんだろうなと思うけど、アムロ自身もある程度大人になってますし、彼女が積極的に来た時に、やっぱりアムロはニュータイプじゃないですか。
だからわかるんだよね。
あの、こいつがホントに俺事好きなんだなって。
はい、ありがとうございます。(会場笑)
だから、ただね、ヒーローとしてのアムロに憧れて来て、取り入ろうというかなんか下心があったりとか、そういうんだったらダメだったと思うんだけど。
アムロはニュータイプだから分かっちゃう訳。
あ、こいつは本当に俺をなんとかしたいと思ってくれてるし、俺の事を思ってくれてるんだなっていうのがが一瞬にして分かっちゃうんだね。
うん、だから受け入れられたんだよね。
だと思いました。

司会:
この気持ちが映画には描かれている訳でしょうか。

古谷:
そうです。
もう終わっちゃいましたね。はい。

司会:
監督はいかがですか?
今のアムロのお話を聞いて。

富野:
いや、だからほんとに20年後に古谷徹はまだダメだったなぁって、もうホントにありました。
あったけれども、ガキの気合があったからこそ、それこそニュータイプかも知れないって。
要するに信じ込めた訳。
だからそういう意味では幸せな人なんだよね。
あ、いや、褒めてますよ。はい。

司会:
それではこれから第二部「恋人たち」をご覧になる皆様へ皆さんそれぞれオススメのシーン等がもしありましたら教えてください。

古谷:
まだ、これから観るから詳しく言いませんけれども、まずアムロはベルトーチカと出会います。
そして、その後のシーンが僕は好きなんです。
クワトロとエレベーターの中で密室でイチャイチャする所とかね。(会場笑)
そこが好きです。
凄く大人の会話がありますんで。
深いですよ。味わってください。
1回観ただけじゃ分かりません。
何度も観てください。

富野:
僕は1回観て分かるように作ったつもりです。(会場笑)

古谷:
監督だから分かるんだよね。

飛田:
とにかく次から次へと出て参ります。
一つ波が来たと思ったらまた次の波がダーってやって参りますので。
しかも情報量が物凄く多いので、本当に何度でも何度でもその波に乗って、時にはちょっと乗り切れない時があるかもしれませんが、でも大丈夫です。
その後にまだ新に波がやって参りますんで、その辺はオススメシーン満載ですが。
僕的にはもちろんこの第二部の一番の目玉フォウとのシーンなんですけれど、幼馴染のファとのシーンも結構、息抜きと言うんですかね。
他愛の無いシーンが多いですけれどもそれがすごく僕的にはすごく楽しかったですし皆さんにもきっとフッとほっとして観ていただけるんじゃないかなと思います。
はい。

池田:
今回は・・・カミーユとえぇ・・・誰だっけ?(会場笑)

古谷:
フォウ。

池田:
カミーユとフォウの・・・。
今ちょっとフッとね、ララァの事思い出しちゃった。(会場笑)

古谷:
引きずってるなぁ〜!
もう25年ですよ!

池田:
この二人のドラマはとてもなかなかいいです。
しかし我々おじさん達も頑張ってますんで、それとなく大人の恋というのをこういうもんだよっていうのがありますのでそこら辺も一つ観て頂きたいと思いますが。
あと、僕はもう4回観たんですが、まだ分かりきってません。(会場笑)
一つ穏便に何回も観てあげてください。
よろしくお願いします。

司会:
それでは監督お願いします。

富野:
皆さんのお話聞いて落ち込んでます。
確かにそんなに・・・そうねぇ・・・何回も観ないといけない人には・・・要するにTV版の記憶があるからですよ。
だからこれだけでっていう風に思って見て頂ければ話は通っているはずなので最後までなんの抵抗感も無く観られるはずです。
問題なのは何の抵抗感も無く観られるように出来ちゃってるので大問題が起こっているって言う事があるようです。
ここにいらっしゃる方の年齢層を見てこれから映画の見所をお話しますとこういう事です。
旧作の所は目をつぶって見てください。
新作の所だけ目を開けて観てください。
そうするととても気持ちよく観られます。(会場笑)

司会:
それでは最後となりますが、富野監督、ゲストの方々を代表して皆様に一言お願いします。

富野:
本当にこういう形での映画で書き留められた(?)構成にはなっていません。
このように皆さん達がいらして頂けるおかげでこういう風に映画としてまとめる事が出来ました。
その上で年上の立場から言えばこういう事です。
映画にまとめると言うのはこういう風な構成論っていうのは映画を出来るのではないか。
アニメにも出来るのではないか。
そういう意味では映画に一歩近づけるためにはこういう風にしたっていう僕なりのサンプルを作ったつもりでいます。
そういう意味では百年残る作品であるという自負もあります。
この場合は、名作としてと言うよりもZガンダム3本観ると20年間の日本のアニメの日本の歴史が観れちゃうって言う意味で百年間残る資料になるって言う意味ではそれだけでも観る価値があるんではないかと思っています。
見ていただきたいしお楽しみ頂きたい。
ある方々の感想もあります。
古い絵が入っていて見辛い、観辛いんだけれども実はその事で20年間の自分歴史を思い出す事が出来たって言う意見も聞かせて頂きました。
そういう意味では、今後皆さん方の指針になるような何かが含まれていると思いますので観ていただきたいと思います。
どうもホントに今日はありがとうございました。

4.3 本編上映

 ・本編が始まると出て行く人チラホラ

  上映時間がかぶっている新宿舞台挨拶に移動する人々?

 ・やはり本編で一瞬だが二ヶ所音声が欠けていた

4.4 グッズ購入

 ・行列が少なくなっていたので10分程度で購入出来た

 ・パンフレット(\???)

 ・劇場限定プラモデル「HGUC1/144 百式  クリアカラーバージョン」(\1,100)

 ・クリアファイルセットA4 サイズ2枚組(\600)

 ・クリアポスターB3 サイズ (\700)

  「袋に入らないのでそのまま持って帰ってください」と言われ非常に困った

 ・ZガンダムIII前売り券(\1,300)×2

  劇場窓口前売り券購入特典はオリジナル「チケットホルダー」(2種)

  Zガンダム(青)とカミーユ(赤)

 ・グッズ購入時に貰ったチラシ(2種)

  雑誌(左)とガンダム展(右)のチラシ

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5.初日舞台挨拶(新宿ジョイシネマ 2005/10/29 14:05)

5.1 会場の様子

 ・会場が新宿ジョイシネマ3(座席数300)から新宿ジョイシネマ1(座席数400)に変更されていた

 ・行列が出来ていたが、スタッフに聞くと別の回の行列という事でそのまま劇場の中へ

 ・グッズコーナーのうち、プラモだけは別窓口になっていた

  池袋も見習えばいいのに

 ・プラモは残り数個だったらしい

 ・グッズは池袋よりも品揃えが豊富(映画と直接関係のないガンダムグッズも売っていた)

 ・池袋より会場が広く前の人の座席が気にならない作りになっていた

 ・チケットぴあ専用の座席は座席にカバーがかけられており、会場中段の列だった

 ・前列の人々は10/23に並んで購入した人々?

5.2 上映前舞台挨拶

古谷:
「シャアーッ!」
第一部のラストシーンのあのセリフから5ヶ月が経ちました。
アムロは募る思いをどうシャアに告白するのでしょう。(会場笑)
楽しみにしてください。
アムロ役の古谷徹です。

飛田:
「カミーユ!行きます!」
と言って劇場用第一作、続いて第二作となりました。
カミーユ・ビダン役飛田展男です。

池田:
「アムロ!?アムロ・レイか!」
というシャア・アズナブルをやらせて貰いました池田秀一です。
よろしくお願いします。

富野:
「皆さんのお陰で!」(他の3人の真似をして、会場笑)
まとめさせて頂きました。
古い絵と新しい絵が混在していて大変見辛い事は申し訳ないとは思いますけれども、映画は場合によってはこういう作り方もあるのではないかというサンプルを見せて置きたいとも思いました。
そういう意味では年上の仕事になっている部分もありますが、「恋人たち」っていうタイトルにかけてこういう形で公開させて頂きました。
本当に皆様方のご協力ありがとうございます。

司会:
今回作品のテーマとなっているのは「恋人たち」という事なんですが、今回そのような視点で描こうとされたのはどういった事なんでしょうか?

富野:
皆さん方のご支援があって出来た事ですけども、基本的にガンダムと言う名前がビックネームに成り過ぎてしまいました。
そいう言う意味では、言い出しっぺの僕自身がガンダムの専門家ではないと言う事で取り残されております。
ならば、映画と言うような器に見合う作り方っていうのはどういう所にあるのだろうかと言う事は考えさせて頂きました。
一般映画向けに例えば「恋人たち」というようなタイトルに相応しいような組み方もあるのではないかと言う風に思いました。
むしろ、それをガンダム路線に近い所でまとめて行こうと思いますと、恐らく戦争物なり巨大ロボット物のうるさい映画になってしまうという懸念があったのでこういう風にさせてもらったという事です。
当然、色々な意見がある事も承知しておりますけれども、こういうまとめ方があるという一つのサンプルとして公開させていただく事で今後の皆さん方それから皆さん方以下の若い世代の方のガイドとなるような物が出来たらいいなと思ってやらせていただきました。

司会:
それでは飛田さんにお聞きしたいのですが
今回カミーユは、運命の少女フォウと出合う訳ですけれども、この新訳Zでのフォウの印象というのはどういうものでしたか?

飛田:
そうですねぇ。
非常に時間的に短い中での出会いと・・・詳しくはこれから皆さんご覧になる訳ですから言いませんけれども、非常に鮮烈と言うんですか、本当に刻を駆けるといいますか、そういう出会いではありましたね。
とても強烈です。

司会:
「恋人たち」には沢山の女性キャラクターが登場しておりまして、シャアもやはりレコアさんとちょっと大人なシーンも出てくるんじゃないかと思いますが、池田さんご自身、お気に入りのキャラクターはいらっしゃいますか?

池田:
個人的にですか?(会場笑)
個人的には今回の中ではフォウと言う少女が大好きで・・・はい・・・なんかただのおじさんみたいな感じですけど。(会場笑)

古谷:
何処が好きなんですか?フォウの?

池田:
うーん、なんていうんだろう?
放って置けない所?(会場笑)

司会:
古谷さんはどなたかお気に入りのキャラクターはいらっしゃいますか?

古谷:
あぁ・・ベ・ベ・ベルトーチカに決まってるじゃないですか。(会場笑)
だってほら見てくださいよ!
ピンバッチ付けてますよ。
ベルトーチカの。
こっちには誰も貰ってくれないジェリドも付けてありますよ。(会場笑)
アムロは出なかったんでねー。
ガシャガシャで100円ですから、皆さんトライしてください。
え?何だっけ?

司会:
ベルトーチカのような積極的な女性というのはお好みですか?

古谷:
積極的な女性ねー・・・いいですね。
昔はダメだったんですけど、自分がリードしたいタイプだったんで。
でも、大人になって心が広くなったんで、許容範囲が広くなったんで、バッチリです!

司会:
富野監督、最後にゲストの皆様を代表して今日お越しのお客様方に一言お願いします。

富野:
先ほどもお話させて頂いた通りです。
本当に皆さん方がいるお陰で三部作という形でまとめる事が出来ました。
二部作色々な事があるんですが、三部目に向けてと言う事も含みとしてもありますので、多少一本の映画としては見辛い部分もある事も覚悟しておりますし、そういう意味の非難がある事は承知もしております。
が、基本的にかつてのZガンダム新訳にしたらこういう形になる、そして少なくとも、皆さん方・皆さん方が次に若い方に伝える時に鬱屈しないで若い人たち・子供達に伝えられるそういう作品に仕上がる予定ではありますし、その確信もあります。
最後までご支援頂けたらありがたいと思います。
本当に今日はお忙しい所、ありがとうございました。

・マスコミ向けフォトセッション
 途中、池田さんが他のゲストと反対の方向を向いたままで会場から笑いが起きる
 富野監督がVサイン

・飛田さんが「どうもありがとう!」と手を振りながら退場

5.4 本編上映後

 ・池袋のように本編の音声欠けは無かった

 ・帰りにグッズコーナーを見ると劇場限定プラモは売り切れていた

5.5 その他

 ・10月末に新宿ジョイシネマのみで限定発売される「クワトロ・バジーナ(シャア)12インチフィギュア」について聞いてみると数万円するらしいのでスルー

 *新宿ジョイシネマホームページによると11/1夕方より販売されたようです

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6.内容についてネタバレ注意

 *思いついた事を列挙しているだけなので順番等はバラバラです

 ・劇場版の内容はTV版第15話「カツの出撃」〜第32話「謎のモビルスーツ」までを再構成したもので、カットされた場面や話の順番が違う場所が結構あります

 ・オープニングは曲なし

 ・アウドムラの監視台?にいるカツからスタート

 ・第一部でアウドムラ(オレンジ)を追撃していたのはメロゥド(紺)だったが、第二部ではスードリ(緑)になっている?

 ・カミーユがハイザックのコックピットを貫きハイザック爆発→アムロがハイザックのランドセルだけを斬る

  (TV版ではアムロのランドセル斬りをカミーユが真似して失敗)

 ・ブラン→ロザミアの順で撃墜(TV版ではロザミア→ブラン)

 ・ブランの最後は例の台詞

 ・ロザミア脱出

 ・カツはMk-IIで出撃しなかった

 ・アウドムラのエレベータでのシャアとアムロの会話でララァの回想シーン(TV版と同じ旧画)

 ・ウォン、ベンウッダーは声が違う(ウォンはMGS3ザ・フィアー役やザ・ワイドのナレーションの人?)

 ・ハヤトとステファニーの乗ったエレカの後ろにSAKUSAKUのジゴロウ人形?(角付き)

 ・ベルトーチカは声優同じなのに別人のよう

  TV版の嫌な感じは少なくなった

 ・ステファニーとウォンは父娘関係

 ・ミライ親子は人質に取られずアウドムラに搭乗→マリンハイザックの出番無し

 ・スードリに宇宙用ブースターが積んであったのは先行するアウドムラに追いつく為とアウドムラのとどめに使う為

  (ベン・ウッダー談)

 ・フォウはベン・ウッダーに撃たれ、右頬が赤黒くなっていた

  頬をかすっただけなのか、考えると怖いですが貫通して後頭部へ抜けたのか??

 ・フォウはそのまま生死不明でスードリから海へ落下

 ・カミーユもフォウがどうなったのか分かっていないまま宇宙へ

  「銀色ドレス」はかからなかった

 ・サラ・ザビアロフは女優の池脇千鶴に変更

  個人的には結構違和感アリ

 ・サラとマラサイでコンビを組んだシドレ曹長は登場せず

 ・TV版「ハーフムーン・ラブ」の尺が結構長い

 ・シロッコの呼ばれ方(特にサラがシロッコを呼ぶとき毎回違う呼び方だった)

  シロッコ

  シロッコ大佐?(TV版では大尉だったが・・・)

  シロッコ艦長

  パプティマス様

  パプティマス・シロッコ

  木星帰りの男

 ・ブライトがカツをラーディッシュで引き取ってくれないかとヘンケンに依頼

  ヘンケンがエマをラーディッシュに配属させてくれるならと取引

 ・積極的なヘンケンとブライト、クワトロの台詞に会場大ウケ

 ・マウアーはジェリドに対しても敬語まじりの話し方でキスも無し

 ・ジェリド、やっと「汚名返上」と正しい日本語を言わせてもらう(TV版「汚名挽回」)

 ・アナハイム・エレクトロニクスのメラニー・ヒューカーバイン会長「簡単に戦争は終わって欲しくない」

  ウォンはエゥーゴ担当(ティターンズ担当もいるって事か?)

 ・ミーティング中にペラペラの紙に動画が流れていた(ゼダンの門やジュピトリスの資料)

 ・ミーティング中にブライトがノートPCでミライや娘(チェーミン)、息子(ハサウェイ)の動画を見ていて話を聴いていなかった

  それを発見したウォンが「消すこともなかろう」

  ウォンはカミーユに対する修正シーンも無し。丸くなった?

 ・ヘンケンがノーマルスーツのファスナーを開けたエマの胸元を見ようと四苦八苦

 ・エマがカミーユの肩に顔を乗せる「ニュウタイプぅ〜」

 ・レコアが自分の部屋の植物を通路のゴミ箱に放り込み掃除機で空中のゴミを吸い取っていた

 ・クワトロがレコアとのキスでサングラスを外さなかったのに出撃時にあっさりサングラスを外しておりレコア大笑い

 ・Mk-IIにシールドランチャー装備(新武装?)

 ・二度目に囚われたサラはシンタとクムが逃がしてしまう

 ・サラ回収に待機していたメッサーラ・ハンブラビパイロットの中にジュドー/ゲーツの声の人?

 ・メタスは意外と活躍

 ・ブライトのコードネーム(ブラザーワン?)

 ・Gディフェンサーは特に活躍無し

 ・Zガンダムはいきなり旧画で登場

 ・ファのZガンダムを運んで来た輸送機に救出されたカミーユがヘルメットが邪魔でうまくキス出来ない

  →ファが異常な笑い声を立てる

 ・ドゴスギア狙撃シーンでは百式のメガバズーカランチャーへのエネルギー供給としてゲルググではなくメタス

 ・ヤザンの出番は少ないが凶悪でいい感じ(ギャプラン→ハンブラビに搭乗)

  本人はシロッコよりかなり体がデカイ

  「ヤザンとハンブラビの組み合わせから逃げられるかな?」

  ハンブラビのクロー攻撃で「手籠めにしてやる!」

 ・ギャプランの死角をカミーユに教えたのはファ?

 ・ジャマイカンの謀殺シーン無し(ジャマイカン生存したまま?)

 ・連邦ハイザック(青)がドゴスギアやアレキサンドリアにかなり多く配備されている

  ティターンズ製(緑)よりも多い?

 ・ガザCのハマーン専用機登場(白と紫のカラーリング)

  ハマーンは白と紫のジオンノーマルスーツ(ヘルメット無し)姿

  ハマーンがガザCでアーガマ上のZやリックディアスに一機ずつ近寄って語り掛ける

  ハマーンの問いかけにアポリーがフルネームを喋る(アポリー・ベイ?)

  ガザCでZのアゴを掴んで上に向けたり

  シャアに一言

 ・バスク、ガディ艦長(アレキサンドリアキャプテン)出番無し

 ・カイ出番無し(名前のみ登場)

 ・ロベルト登場せず(ZIで死亡??地球に残った??)

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