作成:2007/11/09
1.仙台巡り
第四部に登場した「靴のムカデ屋」のモデルとなった「むかでや(百足屋) 」などジョジョと関連する場所を回って来ました。
3.講演内容
8月に東北大学で荒木先生が講演を行うとの情報を発見。
開催場所が教室なので、ネットで広まったら物凄い競争率になると続報を待ってました。
昨年行われた名古屋の講演会と違ってメールによる抽選、さらに大手サイトで告知されてしまって、こりゃぁ無理だと思ってましたが、幸運にも当選してました。
翌日(11/3)には青山学院大学で荒木先生の講演があるので行きは夜行バス、帰りは新幹線に。
夜行バスでは前の方にいたおじさんが盛大にいびきをかいていたので眠れないまま仙台に到着。
早朝に仙台駅に到着してやることがないので、ジョジョ第四部と関連のある場所を回ってきました。
仙台市はジョジョ第四部に登場した杜王町のモデルとなっていて、関連する地名がたくさんあります。
色の付いている場所が午前中に歩き回ったエリア
1)仙台駅到着(05:30)
駅周辺はまだ真っ暗で寒い。
駅で腹ごしらえ。
2)花京院
この地区には花京院の名前の付いた場所がたくさんありました。
第三部に登場した花京院典明はこの地名から付いたのでしょうね。
3)匂当台
吉良吉影の実家、杉本鈴美とアーノルドが霊となって住んでいる小道はこの当りにあるのでしょうか。
ちなみに、この周辺にローソンはありませんでした。
漫画内ではOWSON
4)定禅寺通り
東方仗助の家はこの辺らしい。
5)広瀬町、広瀬川
広瀬康一の名前はこの地名から?
6)8)支倉町・支倉常長像
支倉未起隆の名前はこの町か支倉常長から取ったのだろうか
支倉常長という人物は伊達政宗の家来でヨーロッパまで行った人らしいです。
7)むかでや(百足屋)
漫画では「靴のムカデ屋」
まさか2Fにあるとは思わず見つけるのに時間がかかった。
せっかくなので何か買おうと思ったが、老舗の履物屋さんらしく結構な値段の物が多かったので、絵葉書を購入。
会計を済ませると、店員のおばあさんから「領収書をお出ししましょうか?」と聞かれる。
もしやと思って聞いてみると、ジョジョの登場人物の名前で領収書を切る人が多いのだとか。
こちらが何も言わない内から「吉良さんでよろしいでしょうか?」と聞かれた。
慣れているらしく、漢字も伝えてないのにフルネームで書いてくれました(笑)
とても物腰柔らかなおばあさんで、しばらく話していると店主のおじいさんが奥から出てきた。
お二人とも全く漫画は読まないが、「靴のムカデ屋」の場面だけ見たそうだ。
おじいさんは、恐らく自分がモデルと思われる漫画の中の店主がひどい殺され方をする場面を笑いながら少し興奮気味に身振り手振りで話してくれた。
東北大学で荒木先生が講演することを告げると「一度、先生にお店に来て貰いたいものです」と仰ってました。
許可を貰って店内を撮影させていただいて去りました。
とても上品な感じのお二人で楽しい会話で旅の疲れが癒されました。
9)伊達政宗騎馬像
ジョジョとは関係ありませんが、せっかく仙台に来たので青葉城跡へ。
かなり山の上にあるので徒歩で登ってへとへとに。
おまけに慣れない山道で足を痛めてしまいました。
この時点で12時を回っていたので、急いで東北大学川内北キャンパスに向かう。
キャンパス近くに支倉常長像があった。
この日の撮影枚数は550枚程にもなりました。
他にもたくさんの場所を回って来たのですが、ジョジョと関連のない場所はざっくりカット。
古い屋敷や自然もあってとてもいい場所でした。
あと、さまざまな場所にわかりやすい周辺案内図が置いてありとても助かりました。
青山城跡の山の上にいると、バンドの演奏が聞こえていたのでそれを頼りに、やっとのことで東北大学川内北キャンパスに到着。
大学祭本部前に「ジョジョの奇妙な講演」ポスターがあった。
ついでに本部でパンフレットを貰う(無料)
様々な出店が出ていて「ジョジョ割り」というのもあったようだ。
5.空腹で出店で何か食べたかったが、まもなく始まるので我慢してマルチメディア棟へ。
マルチメディア棟で案内板を発見したので2Fへ上がって受付へ。
整理券を渡すと丁寧に席まで案内してくれた。
受付で初老の方が「荒木に会いに来た」と言って特別に教室左前に席を設けてもらっていた。
荒木先生の関係者だったのだろうか?
整理券が必要な事を知らず、仕方なく帰る人もいたようだ。
待ち時間の間にビデオクルーがお客さんにインタビューをしていた。
教室左右後方にもカメラ・ビデオが入っていて物々しい雰囲気。
13時の開演時間になったが、遅れて入ってくる方がいてなかなか始まらず。
着席している人々は一言も喋らずシーンと緊張した雰囲気に。
[ページの一番上へ]
誰一人しゃべる者もない緊張感の中、10分ほどして荒木先生登場。
扉から出てきた時にいきなりつまづいてコケそうになってました(笑)
荒木先生の服装はグレーのスーツに紺のネクタイ、下はブルージーンズ。
客席からは万雷の拍手と声援が上がる。
席はわりと前の方だったのですが、前の人の頭で壇上の先生がほとんど見えない・・・orz
後ろの方の座席は段になっていたので、そちらのほうがよく見えたかもしれません。
【以下講演内容】
*壇上がよく見えないのでメモ取りに専念しましたが、一字一句正確ではありません。
すごい緊張してます
最近、講演依頼が凄くあって、何でかなぁと思ったら
芸人さんとかミュージシャンの方々とか
しずちゃんとかしょこたんとか
その人達がリスペクトしてくれるっていうんですか、
ジョジョ、ジョジョって言ってくれるからだと思う
その中で選ぶとしたら、やっぱり地元の東北大これは絶対断れないだろうと
(会場拍手)
杜王町出身の僕としては
(会場笑)
皆さんにお会い出来て、ほんとに今日は嬉しいですし光栄です
よろしくお願いします。
(会場拍手)
漫画家なんで、どうやって漫画作るのかとそいうのを1時間ちょっとぐらい話させていただきたいと思います。
断っておくんですけども、僕は芸能人だとか芸人じゃないんで、ネタとかありません(笑)
笑いとか多分そいうのはないと思います。
リラックスしたようなあんまり硬くならないように話して行きたいと思います。
今日の題名は「売れる漫画をどう描くか」っていうタイトルにしたいと思います。
「損をしない漫画」っていうんですか、どう描くかって言う内容にしたいんですね。
漫画を描くからには売れなきゃ意味が無いんですけれども
売れる漫画ばっかり追求してると作家自身が落とし穴にはまったりとか出版社もはまって行くと思うんですね。
その為にも、売れる漫画の地図、基本みたいながないとそっちに暴走して行ってしま訳です。
地図に迷っちゃってね。
僕が25年ぐらい描いているんで、その体験から話したいと思います。
やっぱり漫画が偽者じゃなくて本物の作品であるっていう目的もあるし、
本来読者の為に描いている物なんですね。
だけどタイトルは「売れるための地図」なんですよ
売れなきゃやっぱり皆に読んで貰えないし、でも売れる事を追求してると暴走すると
そういう地図です
「損をしない漫画を描くための地図」がプロジェクターに映し出される
これは「損をしない漫画を描くための地図」
4つあってストーリとキャラクター
ストーリーをどう考えるか、キャラクターをどう考えるか、
それを統括しているのが「絵」なんですね
これが一個一個基本があって、二つの物が絵で全部まとめられているのが基本的な漫画の作り方。
テーマって言うのは作品作りの哲学っていうのはその背後にあるって言うか見えない物です。
まず、一個一個説明して行って、最後に実は先週描いたばっかりの作品が
まだ雑誌に載ってないんです
(会場歓声・拍手)
嬉しいです!
(会場笑)
「岸部露伴は動かない」っていう
(会場歓声・拍手)
短編をジャンプスクウェアっていう雑誌が今日発売されてるんですけど
それの第二号に、一ヵ月後に載る予定の作品なんで
編集部には渡したばっかりで誰も見てないんですけど
ここでちょっとこれを全部じゃないんですけど、2,30ページ読みながら
(会場歓声)
僕はどうやって漫画を描いてるのかっていうのを
これをネットとかに載せないでください(笑)
(会場笑)
編集部にも実はちょっとあんまり内緒でギリギリやばいんですよ(笑)
「ストーリー」がプロジェクターに映し出される
「ストーリー」って言うのは基本ですね。
起承転結っていう4つの話なんですけど
まず主人公が出てきて、いきなり困難に陥る
主人公を説明されたら、まず困難に落とすって言うのが基本ですね。
その次は、その主人公は困難を乗り越えようと努力して、努力しようとするんだけども
さらにこう悪化する、で、最後はハッピーエンドっていうのが、これ基本なんですね
バトル漫画に限らずラブストーリーとかにも言えて
例えば主人公が好きな女の子がいるって言うのが一番で
二番は女の子には彼氏がいてどうしよう!みたいな
三番はその彼氏は自分のお兄さんだった!みたいな
(会場笑)
で、どうすんだってなったらやっぱ最後はハッピーエンド
バトル漫画に限らずラブコメでもギャグ漫画でも何でもそうなんですけど
起承転結っていうのは基本で
これを外した漫画っていうのは絶対に売れないんです
新人(漫画家)とか持ってくるんですけど、ダメなんですね。
これを知ってて外すのはいいんですよ。
外してわざと、新しい芸術として出すって言うのはいいんですね。
でも、この地図を知ってないと絶対ダメで
どうやってこうストーリーとか作るんだろうかな?みたいな
どっからアイデアとか行くんだろうな、とか
僕はどうやって漫画家になったという話をしたいと思うんですけど
謎を追うのが凄い好きな子供時代だったんですね
世の中にUFOがいるのかな、とか
画家って何であんな絵、ピカソみたいなあんな変な絵を描くんだろうな、とか
そういうのが謎に凄い興味があって
例えば、仙台なんかに雪とか降るんですね
朝起きると動物の足跡とか、ねずみとかの足跡とかバーっと付いてたりするんですよ。
鳥とか
そういうのを追っかけるのが結構好きで
好きって言うかどうしてもどこまで行ってんだろうなとかって凄い興味があって
追跡したくなるんですね
漫画家にならなかったら追跡刑事みたいなのになりたいと思ってたぐらいなんで
で、雪の日にその足跡を追ってたら人間が歩いてない所なんで
昔肥溜めってあって
(会場笑)
農家がウンコを畑に撒くのが昭和30年代ぐらいにあったんですよ
それにちょっと落ちたりとかして、そういう事もあるんですね。
話外れるんですけど、自分で一回だけ頭いいなって思ったのは
その時落ちた時に、今まで歩いて来た所が地面じゃないですか
その先は絶対死ぬ領域なんですよ。
ずぶって入った瞬間に後ろを向いてバッて掴まったんですよ
(会場笑)
という事は地面じゃないですか。
で、命をその時救われて(笑)
(会場笑)
その後は、おばさんとか通りかかったんですけど、誰も汚いから助けてくれないんですよ
(会場笑)
お袋に助けてもらって、その場で水をかけられたっていう酷い目にあって
それ以来、用心深くなったんですよね、すごく
漫画もそうだけど肥溜めに落ちるような漫画を描いちゃいけないなと思ったんですよ
(会場笑)
それで、こういう地図みたいな最低のラインを考えるようになったんです
例えば、新商品なんか出てもまず人に食べさせてからまずいのかなって思ってから食べる性格なんですね
そういう少年時代があるから漫画家になったのかって自分で思うんですけど
そういう謎みたいなのを追かけってくっていうストーリーが、
何でなんだろうなって言うのがアイデアの切欠なんです。
アイデアの切欠でストーリーが展開して行くんですね。
ハッピーエンドっていうのも、絶対ハッピーエンドじゃなくってもいいんですね。
負けるって言うハッピーエンドもあるんですね。
例えば負けても友達を助けるだとか、子孫に何かを残す為に死ぬとか
それも悲しいけどね、ハッピーエンドなんですね。
ハッピーエンドっていうのは絶対基本でこれは曲げてはいけないんじゃないかなっていう事なんですね。
ストーリーだけでもダメなんです。
「キャラクター」がプロジェクターに映し出される
「キャラクターさえいればストーリーは自然に出来上がって行く」と言う漫画家さんもいたりするが、やっぱりストーリーとキャラクターがないと、時代を超えないんじゃないかなと思う。
キャラクターだけだとその時は人気があるが、ストーリーが完全にしっかりした上でキャラクターが動いて行かないといけないと思う。
ヒーローは孤独に世界の為に立ち上がって行く人の事を僕は言うと思う。
集団じゃダメ。
仲間はいるけどもやっぱり最後は自分一人で闘って行く人がやっぱり泣ける。
世の中からつまはじきにされても影ながら人の為に闘って行くっていうような
例えばXファイルは
変人って言われながらも謎に立ち向かっていくモルダー捜査官とか、
アメリカの為に戦う24のジャックとかそういうのが
ヒーローの基本だと思う
キャラクターの定義もまたいっぱいあるが、悪と善に分かれるんですけど
悪役って言うのは楽しい
描いてて凄く楽しくて
例えばDIOとか吉良吉影っていうのはもう本当に描いてて楽しいんですよ
(会場笑)
ジョナサン・ジョースターや東方仗助とかっていうのはすごく難しい
でもこの難しいのを描かないと悪が引き立たない
だから善と悪は絶対に必要な漫画の白い原稿用紙に黒いインクで描く様に
黒と白がないとやっぱり漫画じゃないんですよ。
それは善と悪にキャラクターが分かれていて
こうやって登場人物っていうのをどんどん魅力的にして行く
吉良は爪を集めて自分の体調を調べているとか
そういうのを細かく細かく決めていくんです
でも絶対ダメなのは馬鹿と間抜けですね。
戦いに行くのに銃とかを忘れたりとか、
携帯電話を持ってないというストーリーは絶対作っちゃいけない
持ってるのが当然だし
外に逃げりゃいいのに二階に逃げる主人公とか
そういうのは絶対にダメなんですよ。
こいつバカだなぁって思って読者が引くんですね(笑)
(会場笑)
虫が怖いとかね、そういう欠点はいいんですよね。
ニキビの中の芯だけ集めてる女の人が知り合いにいましたけど
(会場笑)
そういうのをヒントにしたりして、キャラクターを作っていくんですね(笑)
やっぱり正義とか悪とか希望を貫いている主人公がいないと
悪だけ描いてたりすると、その時は皆の話題になるかもしれないけど
時代を超越するには人間の普遍的なものが必要だっていうので
とにかく主人公って言うのは絶対に孤独に世の中の為に闘う人なんですよ
これはもう決まってるんですね
「絵」がプロジェクターに映し出される
絵って言うのは15m先から見て、それだって分かる絵
電車の中で遠くから読んでて
「あぁ、ワンピースだ」って分かるんですよ。
ドラゴンボールとナルトが一緒に載ってたらちょっと分からないかもしんないですけど(笑)
(会場笑)
ジャンプを読んでると「あ、キャプテン翼」だとか「北斗の拳だ」とか
凄い分かるんですよね、パッと見て
それっていうのが凄く難しい。
模写するのは簡単なんですけど、それを開発して行くのが凄く難しくて
ミッキーマウスとかだったら、丸が三つでもミッキーマウスになったりする究極の感じとかが、すごく絵に取って重要。
古典の絵なんかを見ても、すぐパッと見て「ミケランジェロだ」だとか、
最近だと、バーネットミューマンという現代画家なんかも
ただオレンジだけ塗ってんですけどバーネット・ニューマンなんですよ。
そういう一目見て分かるって言うのが非常に重要で
ウルトラマンだとかスパイダーマンとか
絵じゃないんですけど、マイケルジャクソンとかっていっても何か分かるじゃないですか
スーパースターの条件っていうのは一目見ても分かるっていうのが絵。
上手いとか下手じゃないです。
この条件は絶対、絵が上手いとか下手じゃなくて15m先から見てもそいつだって分かるキャラクターっていうのがいい絵なんですね。
これはもう、間違いないと思って、僕はこれを目指している
技法はちょっと古典的な方になタッチとか付けるようになってますけど
どんどん簡単にして行こうが難しくして行こうが、その作家の資質
絵とストーリとキャラクターの三つが基本で、ひとつの塊になって漫画を描く
「テーマ」がプロジェクターに映し出される
「テーマ」って言うのは、作品の哲学というか、非常に大切な部分
そのテーマで絶対にやっちゃいけないのは、読者を説教する事
読んだ後に何となく分かる
キャラクターの行動を通じて描いたりとか、
最後にドンと描くとか、その程度
よく新人の審査とかするんですけど
このテーマだけ描いてくるんですね
「俺は○○をするんだー!」
とか言いながら戦ってる主人公とかいるんですけど
非常に何かこう、大抵そういう漫画は落とされますし
なんかね、本当にうざいんですよね
(会場笑)
ダサいんです。
テーマって言うのはとにかく背後に描くっていうものだっていうのが世間の常識だと思うんですね。
プロジェクターに岸部露伴の表紙ページ?が映し出される
(会場歓声)
台詞は印刷されたフォントではなく、まだ手書きでした。
荒木先生が台詞を読んで漫画を解説してくれたのですが、これは発売前のネタばれになってしまうので、カットします。
面白い話もいくつかあったので、機会があれば雑誌発売後にでも書こうと思います。
ポージングは関節が人間じゃない所までひねるので実際にありえないポーズ
ありえないのをやっている方がいる
(会場笑)
ゲストとして「ジョジョ立ち」を広めたカジポンさんと鬼教官さんが呼ばれる。
荒木先生もジョジョ立ちをやらされていましたが、自分の席からはほとんど見えず。
専門にやってる方が詳しくレポートされると思うので荒木先生の話しだけ紹介
・ジョジョの奇妙な冒険3巻 暗黒の騎士達の巻
編集部が表紙原稿を紛失
・ジョジョの奇妙な冒険27巻 DIOの世界
黄色と水色の組み合わせが好き
・ジョジョの奇妙な冒険51巻 ボスからの第二指令:「鍵をゲットせよ!」の巻
この表紙のナランチャはベネツィアのビルから落下してるんです
(会場笑)
ナランチャはウノ・アランチャ
一個のオレンジという意味
ウナランチャ →ナランチャ
・ジョジョの奇妙な冒険61巻 そいつの名はディアボロの巻
ジョルノの椅子の前足左が浮いており、倒れる瞬間
・アナスイについて
最後の方、絵が変わってすみません
(会場笑)
*アナスイ初登場時は女性に見えた事から
・ブラックモア(SBR)
あの頭は髪をまとめて前から出す
・リゾットについて
リゾットのズボン模様は、うちの奥さんが蜂が嫌いでそれから来ている。
黒の中に白い目があるように見えるが、あの白いのは光。
黒目が超でかい人です。
ポルポも同じ
・ディオのWRYYYYYYYYYY
WRYYYYYYYYYYは巻き舌で言うんです、と荒木先生自ら実演してくれました
(会場笑)
ジョジョ立ちのコーナーは30分ぐらいやってました。
私の席からは見えなかったので20ポーズはやり過ぎかな、と思ってましたが会場の反応はよかったようです。
次は学生と荒木先生との質疑応答。
*以下、敬称略
荒木:
こういう教室みたいな所って、来るだけでヤバイんですよ(笑)
学生:
今年「ジョジョの奇妙な冒険」20周年という事で、おめでとうございます。
(会場拍手)
感慨とかそういう物は感じましたか?
荒木:
若い芸人さんとかミュージシャンの方がいろいろ言ってくれるんで、ほんと有難い
学生:
20年間で最も印象深かった事は?
荒木:
スタンドって言うのを初めて描いた時、皆に反対された
編集部に「分かんないよ」って言われて
一人の編集者だけが味方してくれて、それで勇気付けられて描きました。
人気も全然なくて
学生:
今はもうスタンドなしに語れないもう形になってきてるんですが
荒木:
「なんなの?」って言われました。
(会場笑)
「ロボットでもないし何なんすか?」みたいな
学生:
悪霊って最初描かれてました
荒木:
「エネルギーのような守護霊みたいなやつなんですよ」っていう説明で通してきました
学生:
守護霊という形で登場してきたスタンドなんですが、
最近は、特殊能力という感じになって来たように思えるんですがそういった変化は?
荒木:
ストーンオーシャンというので、かなり究極まで描いちゃった感じがしたんで
原点に立ち戻ろうとしてシンプルにしようと努めている。
またこれからまたそういう感じになるかもしんないです。
宇宙を一周して来たんで(笑)
(会場笑)
学生:
主人公のジャイロ・ツェペリが鉄球を武器にしているというのも?
荒木:
あれがスタンド能力に発展するエネルギーに通じてるんで
ちょっと複雑かもしれませんけども
一部の波紋というのともダブらせている。
鉄球が波紋と殆ど同じような武器という形
学生:
そういったものがツェペリ家には伝わってるんですか?
荒木:
そうですね、血統ですから伝わってます
謎の(笑)
学生:
週刊少年ジャンプから月刊のウルトラジャンプに変わって
漫画を描いていく上で生活面に変化はありましたか?
荒木:
移った理由っていうのは週刊だと月産で80P描かないといけない。
40歳超えると凄く辛い。
ページ数を減らして皆さんにガンッと読んで貰う為に月刊に行きました。
でも、いっぱい描けて嬉しいです。
学生:
少年誌から移って制約が外れたとかそういった物は?
荒木:
あります。
20Pとか19Pで描くと1Pとか2Pはみ出る時がある。
それでも雑誌は計画が組まれてて何ページから何ページは何とか
決められてるんで削れない。
例えば1P6コマあるとすると、それが前にページに行くって事は
前のページが単純に単純に12コマになったりする。
そういう風に辛いんです。
学生:
そういう意味では描きたい物を描けているという事ですか?
荒木:
60Pの制約はあるが、週刊ほど毎週みたいな感じではない
学生:
漫画を描いている上で制作に行き詰った事とかはありますか?
荒木:
一応、腰とか痛くなるんですけど
制作にはあまり行き詰まらない方
溢れ出てくるって訳じゃないんですけど(笑)
「何でかな」って言う謎って言うんですか
画家が何でタヒチまで行って絵を描くんだろうなっていうのが謎なんですよね。
そういう感じで、何でも謎なんですよ。
吉良吉影でも、何で殺人鬼が杜王町にいるんだろうな、とか
なんで静かな生活を過ごしたいんだろうな、みたいな
そういう風なので幾らでも描けるっていうか
出てくるんですけどね。
学生:
(スタンドの多くに実在するアーティストの名前が付けられている件)
名前からそのスタンドの能力を連想するのでしょうか?
アイデアとして能力があってそれにマッチした名前が与えられているのでしょうか?
荒木:
アイデアにマッチしたようなのを探してきて
怒られないような感じで
(会場笑)
学生:
怒られた事はちなみにありますか?
荒木:
ないですね
日本のアーティストじゃないんで
日本の人だったら怒ると思いますよ(笑)
SOUL'd OUTはちゃんと許可を得て使ってます
学生:
海外にも進出している形にもなっていますが?
荒木:
その時は変えてるスタンドもあります
学生:
一番好きなスタンドとかは何ですか?
荒木:
やっぱり、重ちーの「ハーヴェスト」
(会場笑)
あの頃CDのクーポン券を集めてて、ベットの下とかに落としたりした時に便利だろうな
(会場笑)
学生:
岸部露伴のモデルとなっているのはご自身だったりとかするんですか?
荒木:
こういう漫画家がいたら凄いだろうなっていう憧れで
ちょっと悪役でもあるんですごい楽しい
悪い事も考えるんで、凄い楽しいキャラクターなんです
でも自分じゃないです
(会場笑)
カジポン:
玉美とか間田は最初身長が・・・
(会場笑)
荒木:
だからさっきもアナスイの時、謝ったじゃないですか(笑)
(会場笑)
あるんですよデザイン上の理由が
週刊だと出しちゃうと直せないんですよね。
そういうあれです。
学生:
四部と言うとここ仙台がベースというか杜王町という町が出てくるんですが、
アンジェロ岩ですとか、そう言った物は何かイメージとしてどこからか見つけて来たのでしょうか?
荒木:
松島の何とか岩から取ってるんだと思うんですよ
奥松島とか
学生:
今後、こういう国の景色をモチーフにして描きたいとか
そういうのはありますか?
荒木:
やっぱり杜王町に帰って来たいですよね
(会場からおーっという声)
荒木:
(読み切りの)岸部露伴を描いた時に、故郷に帰って来たなぁ、と思ったんです
だからまた描きたいです。
未起隆は宇宙に帰ったかもしれません
(会場笑)
学生:
昔、荒木先生がよく行っていた場所とか
今お勧めの場所とかあれば教えて頂きたいと思います。
荒木:
僕は、実家が小松島の方なんですね
あそこって沼があって、埋蔵金の伝説とかがあったんですよ
戦争後におじいさんが山に穴掘ってそこに暮らしていて
実際、殺人事件が起きて、おじいさんが殺されちゃったんですね
その人の財産が埋まっているという噂が子供の時にあって
小松島の辺りの沼でよく遊んでてて遊んでるとよく穴に落ちるんですよ
肥溜めじゃないですよ(笑)
そこが昔のお墓だったりするんですね
そういうのが好きなんですよね
学生:
先生ご自身で体験された今まで最も奇妙な経験と言うとなんでしょう?
荒木:
スポーツジムで、おじさんが背中を向けてシャワーを浴びてて
そのおじさんに尻尾が生えてたんですよ。
それをジムの人に言ったら「この人頭がおかしいんじゃないか」
(会場笑)
家の前では車にネコが轢かれちゃったんですね
車が通っていったのにパッと立って、タタタタタッって走って行ったんですよ
今、ヤンジャンに連載してる迫先生っていう「嘘喰い」って漫画を描いてる先生にその話したら
「先生それね、死んでるのに気付かないんですよ、そいつ」
っていうんですよ。
次の日いましたからね、そいつ
(会場笑)
本当に見たんですからね
言っておくけど(笑)
(会場笑)
学生:
作品のバックボーンにあるものとかは?
荒木:
やっぱり血統ですか
血筋ですね。
描く時に、凄い怖いって何だろうなって考えた時に
DIOみたいな奴が先祖の恨みで襲ってくるって言うのが怖いなって思ったんですよ
自分には何の責任もないじゃないですか
これは敵になったらヤバイなみたいな
そういうので描き始めたんです
本当に今までで一番恐ろしい事なのかもしれないと思いました。
学生:
現在連載しているSBRでのジョースター家の血統は?
荒木:
これからですね。
ジョニィの腰が治って結婚するような感じにしたいですね
カジポン:
先生、アブドゥルに対して厳しくないですか?
(会場笑)
荒木:
ジャンプって死んだキャラクターが生き返ると凄い人気が出たんですよ!
編集部がやれやれ言うんですよ。
生き返らせろ、生き返らせろって
僕はジョジョでそういう事はあんまりしたくないって言ったんですけど
アブドゥルだけはちょっとやってしまったんです
でもまあ、いいキャラクターになったから凄いいいんですけど
その後ちょっと厳しい(笑)
学生:
お三方親しいようなんですけど
最初知り合ったのはどういう切欠でなんでしょうか?
やっぱりジョジョ立ちでしょうか。
荒木:
噂でね、なんか凄いのがあるって一昨年頃ですか
パソコンで見せてもらって
大阪城の前でやってるのが、アースアートっていうか地球アートみたいって感じで
新興宗教のような
(会場笑)
それで新しい芸術のような感じに思って
いろんなパーティーの時にこうやって来て貰ってるんですよ
学生:
先ほど、愛着のあるスタンドだと重ちーのハーヴェストという答えでしたが
一番愛着のあるキャラクターは?
荒木:
僕はキャラクターは東方仗助が好きなんです。
承太郎までは神話の世界みたいなのを描いてたんです
仗助の時に友達描いてるみたいな感じにして
億泰と仗助が喋ってる感じとかが凄い好き、楽しいんですよね。
ああいう感じが
エジプトまで行くって言う行為が神話っていうかそういう形を取っていて
杜王町はやっぱり隣の人
学生:
仙台市で特に思い入れみたいなものは
荒木:
仙台市はやっぱり育った所で
音楽とかにうるさい人とかいて
芸術大学とかがないのに凄い盛んだったんですよ
石を投げると学生かそういう奴らに当たるって言われてて
特に仙台から西の方は殆ど学生なんじゃないですかね
でも、川を越えてくることは僕はあんまなくて川内の方は敷居が高い場所なんです
(会場笑)
北の方ですねやっぱり東照宮
あっちの方で遊んでました
学生:
仙台に来られた時に必ず立ち寄られる場所は?
荒木:
僕が住んでた頃は「牛タン」って名物じゃなかったんですよ
いつの間にか誰かが名物にしてて
(会場笑)
牛タン屋には必ず行ってます
学生:
冷やし中華もいつの間にか仙台発祥という話に
荒木:
なんかね
陰謀があるんですよ
(会場笑)
学生:
印象深い効果音多々ありますが、パッと閃くんですか?
それとも、こういうシーンにはこういう効果音が合うと最初から決めて描いてるんですか?
荒木:
ロックとか音楽が好きなんで
特にジョジョ描いてた頃はテクノ系の音楽がどんどん入って来てたんで、
変わった音を入れたいんですね
学生:
だから音楽系のスタンド名とかがいっぱいある
荒木:
テクノポップみたいなのがあるからジョジョがあるんですよ
生バンドじゃちょっと違うんですよね
学生:
最近、20周年という事でメディアでいろいろ企画されていますよね
「ジョジョの奇妙な芸人」だとか、そう言ったことで芸能人と交友関係は?
荒木:
交友関係みたいなのは無いですけど
皆さんが本当そういうネタにしてくれるのは本当嬉しいです
この間、しょこたんのライブは行きましたけど
一曲も知りませんでした(笑)
(会場笑)
でも、彼女は歌上手いです
学生:
しょこたんのライブでは荒木先生のジョジョトークはあったんでしょうか?
荒木:
ありましたね
トーク面白いですよ。
ジョジョ立ちもやってたしね
でも、梅図先生の方が好きみたいですよ(笑)
(会場笑)
学生:
漫画の方でもジョジョに影響を受けているような漫画が増えてきたように思えるのですけども
後輩の漫画家達との付き合いみたいなものは?
荒木:
あります
あんまり僕は真似されるのはそんなに嫌じゃないんで嬉しいです
どんどん真似してくださいって感じです
そうやって発展させて行って欲しいんですよね
学生:
ジョジョがこうやって今凄い芸能界とかでも出てきているんですけど
ジョジョの連載が終わってからの方が激しくなっている気がするんですけど
そんな事はないでしょうか?
荒木:
えー、じゃあ
いなくなったからいいのかな
(会場笑)
最近、例えば乙一さんっていう小説家がいるんですけど
その人が今度、杜王町を舞台にして小説を書いたんですね
その人は、小学生の頃に読んでたって言うんですね
そういう方が30歳ぐらいになって、
やっぱり第一線に乗るようになって来たからじゃないでしょうか
学生:
これからまだどんどん新しい作品を作って、次の世代の若い人たちにも見てもらって
その若い人たちが、また荒木先生の作品を・・・
荒木:
なんかジョジョの奇妙な血統みたいな感じで
続いていって欲しいと思います
学生:
後継者的な方はいたりするんですか?
荒木:
後継者?(笑)
ダイアモンかなぁ
(会場笑)
学生:
結構漫画中でネタにされたりしていますが
本人としてはどうなんでしょうか?
荒木:
ダイアモンはしょっちゅう謝りに来てますんで(笑)
ダイアモンどう思いますか?
カジポン:
先生がお許しになられているんなら
鬼教官:
全巻持ってます
(会場笑)
荒木:
ダイアモン、なんかね
僕の私生活までネタにしてるからちょっと嫌なんですよ(笑)
(会場笑)
学生:
私生活についてはあんまり触れて欲しくない
荒木:
そうなんですよね。
ちょっとボーリングに行くとボーリングの話しとか描いたり
油断も隙もないですよ。
しょこたんも、他の人の予定を断ってからライブに行ってるから描かれるとヤバイんですよね。
すぐ(ブログに)書くんですよ。
結構油断できない(笑)
学生:
漫画家になる前で印象に残っている、影響を受けた漫画は?
荒木:
ジャンプの先輩達っていうのは全員から受けていると思います。
子供の時に好きだったのは横山光輝の「バビル2世」
あぁいう感情を廃した感じの作品
逆に梶原一騎っていう「巨人の星」
原作者の台詞の言い回しとか
ああいう何か体言止めみたいなのが「〜だ」みたいな
言い切る感じが梶原一騎なんです。
「バビル二世」っていうのは、こうサスペンスだけをひたすら描くんですよ。
感情とかあんまなくて、そこが凄いなと思って
影響を受けました。
学生:
台詞で印象深いというか
こんなのどこから沸いて来るんだ、みたいな台詞があるんですが?
カジポン:
ギアッチョの台詞とか凄いですよね
「根掘り葉掘り〜」の
(会場笑)
荒木:
何て言ったんですか?
もう忘れたんですけど。
(会場笑)
台詞全く考えてないですよ僕(笑)
こう言わせようとかっていうのは文体とかそういうのに書いたことはないです。
意味が伝わるようにっていう気持ちだけで
何て言ったんですか?ギアッチョ?
カジポン:
「根掘り葉掘りの根を掘るのはわかるけど、葉堀はどうやって掘るんだよ、クソッ、クソッ」
後はヴェネツィアですよね。
ヴェニス、ちゃんとヴェネツィアって言え、とか言う
荒木:
あれはヴェニスは英語で、イタリア人はヴェネツィアって言わないと怒るんですよ。
それからです。
学生:
最近だと「圧迫祭り」というのが
あれは一体どういう状況で描かれたんですか?(笑)
荒木:
あれはモロ描くといやらしいじゃないですか(笑)
ギャグで逃げようとしたんですけど
あのアイデアは家の奥さんがよく言うんですよ。
突撃してきて「圧迫祭りだ!」とか
(会場笑)
そういう実生活の所からアイデアが
圧迫祭何か反響があるんですよね。
(会場笑)
暗い話が続くと、ここでリラックスさせといてから恐怖に突き落としてやる、みたいな
ちゃんと計算して描いてるんですよ、あれは
なんかちょっと引くかなみたいなギリギリの所
仗助と億泰の関係とかもそうだけど
ああやって何気ない会話で仲がいんだなって言うのを伝えたいんですよね
この二人は絶対裏切りあったりしないんだなっていう
そういうのを出したかった
学生:
「ジョジョの奇妙な冒険」というとすごい格好良い台詞があったりしますが
そういうのを実生活からだったりするんですか?
荒木:
そういうのはあんまり考えてないですね。
格好良い台詞を描こうと言うのは全然なくて
伝えようっていう唯それだけですね。
奇妙な物を描こうっていうそういう意思もありますよね
人とは違う物っていうんですか
同じようなものを描くと負けたりするんですよ
学生:
恋愛物とかそういったちょっと変わったものを描いてみようとか言う事は?
荒木:
ジョジョの中で恋愛させるって形だったら出来るけど
ラブコメだけオンリーですか?(笑)
(会場笑)
学生:
ジョジョの中だとちょっと特殊な恋愛というか、非日常的みたいな感じが多いじゃないですか
荒木:
知り合う時、ジョジョだったら
男との人と女の人が出会う時も
爪が剥がれたなぐらいで知り合わないと
(会場笑)
カジポン:
由香子が・・・
荒木:
あの時僕結婚したんですよ、由香子の時
(会場笑)
学生:
誠に残念ながら終わりの時間が来てしまいましたので
最後の質問になるんですけど、我々大学生に向かってありますでしょうか?
荒木:
大学生にこれから社会に出て行ったりとか、仕事したりする訳じゃないですか
その時もそれなりの多分基本の道があると思うんですよね。
そこを知ってて外れて行くのは良いと思うんですよね。
戻ってこれるから
だけど知らないで外れると
暴走するんじゃないかなって言うのを今日はちょっと言いたかったんです
漫画を通じて言いたかったな。
本当に皆さんに会えてうれしいし、あと何か遠くから来て頂いてる方もいらっしゃるって言うのをさっきちょっと聞いたんですけど
本当に今日は、長くて退屈だったのかも知れませんけども、皆さん本当にありがとうございます
(会場拍手)
退場しようとする荒木先生とカジポンさん、鬼教官さんに学生が花束贈呈。
シアーハットアタックのラジコン?を誰かが出してきたがよく見えず。
女性が花束を渡す。
荒木:
こちらこそ、凄いうれしいです。
(長い拍手)
学生:
ありがとうございました。
荒木:
長い間ありがとうございます。
ちょっと退屈な話だったかもしれませんけども気をつけて帰ってください(笑)
(会場笑)
講演終了後、新幹線に乗って東京へ戻る。
新幹線の中から美しい夕焼けが見えていたが、とにかく足が痛くすぐに疲れて寝てしまった。
仙台は自然も多く古い建物もあって第四部の雰囲気を味わうことが出来ました。
そして、何より荒木先生の話を聞く事が出来てとてもいい体験でした。
東北大学の学生さん達にも拍手を送りたいです。
翌日に青山大学で行われた講演はほぼ同じ内容でした。
作る時間がなかなか取れないのですが需要はあるのでしょうか。
[ページの一番上へ]
■レポート一覧へ戻る
他のジョジョ関連レポートなど
[ページの一番上へ]
Copyright (C) 2007 WBA All rights reserved.